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2017年1月23日 (月)

殺人犯はそこにいる

凄い本を読みました!文庫本にもなり知ってる人も多いかもしれません。
清水潔氏著「殺人犯はそこにいる」
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3~7年おきに半径10キロ圏内で起きている5件の幼女誘拐殺人事件。4件目の時に容疑者が逮捕され4件目の事件のみ起訴、そして無期懲役。しかし、自白の強要と未完成のDNA型鑑定で17年服役後、無実と証明され釈放された「足利事件」。警察は逮捕後の5件目は同一犯としてはみていなかった・・・。だって容疑者逮捕後だもん。著者は真犯人を見つけインタビュー 狼狽える真犯人。で警察は5件の真犯人を捜査し逮捕したか。 それが逮捕されず事件は闇に葬られようとしてる。何故か・・・その旧DNA型鑑定を証拠として死刑判決、そして死刑執行された事件があり真犯人を逮捕してしまうと、その死刑判決も危うくなるから。

なので今でもその真犯人は野放し。それも昔の話じゃなく真犯人は中年男として普通にパチンコ打ってるそうな。...
ちょっと前、釈放されたホリエモンが言ってたな~「性犯罪者は病気だから刑務所に入ってても反省しない。再犯率が高い」って。だから4件目で菅家さんが誤認逮捕されても辞めずに5件目やったんだね。

で読んで思ったことは法治国家だけど執行しているのは「人間」。間違いもあるし隠すこともある。正義なんて危ういし、ひょっとしたら正義なんてないのかもしれない。栃木・群馬に住んでる人は近くに犯罪者がいるかも知れない。自分の子供が犠牲になるかもよ?そして、僕らも身に覚えのないことで首くくられるかもしれない。
この記者は引き続き真犯人を取材し続けるようです。罪を償わせるのと最後の5件目は行方不明だからその子がどこに居るのかを知るために。

落胆と絶望をしてしまうかも知れませんが読むべき本だと思いました。

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