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2017年1月30日 (月)

「南京事件」を調査せよ

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調査報道のスペシャリストである筆者の戦後70周年を迎えるにあたり調査したものを

まとめた物が本作。

この「南京事件」は「南京大虐殺」など視点によっていろいろ呼び方があり、そのものも否定する説も出るほどデリケートな問題。

今回は、当時南京に配属された日本人の元軍人が書いた日記に基づいて(しかも一人ではなく数人)記載に間違いがないか「裏どり」をしていくというもの。

数人が同じ日、もしくはその後数日にかけて捕虜を数千人単位で処刑したことを日記に書いており、その背景を調査すると間違いはないとの事。

条約で禁止されている武器をもたない捕虜の処刑。この日記を書いた元軍人は当時、疑問を持つものもいるが、帰国後受勲するなどしていることから、任務の一つとして行ったようです。

やはり戦争は戦争。人の殺し合い以外の何物でもない。ルールなんてあってないようなものになるんですね。そこには美談なんて非道な行為から目を背ける自己防衛みたいなものだと思いました。

筆者は、最近外務省のホームページから「侵略」「反省」という記載が消えたことに警笛をならす。そして、当時日本が中国に進軍した理由も昨今政治で出てくる「邦人保護」なのだから。

加害者側になることを正当化するのに、以前「被害者にもなった」事はなんの理由にもならない。

今後戦争が起きた時に、自分も徴兵されれば残虐行為も自分の中で正当化され実行してしまうのでは無いかと身が震えます。

勿論、国を守る手段も大事ですが「人間の本質」に対して過信してはいけないと思い読み終わり色々考えさせられる本でした。

ただ、日本人として未来を作り上げていく世代として目を背けてはいけない出来事であるので是非読んでほしい本でした。

青木保険事務所

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(一社)かずさ青年会議所

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